機能性塗料とは 坂東市、常総市の外壁塗装専門
坂東市、常総市のみなさん、こんにちは!今回は機能性塗料について一緒に見ていきましょう。1、塗料の機能とは 塗料を乾燥させると塗膜と呼ばれる薄い膜になり、この塗膜が形成されることで塗膜の持つ本来の機能が発揮されます。しかし塗膜が薄すぎてしまうと最大限に塗料の機能を発揮できなくなり、逆に厚すぎると塗膜にひびが入ったり剥がれたりしてしまいます。反対に塗膜は薄すぎても厚すぎても問題が発生してしまいます。2、低汚染性 低汚染性とは外壁や屋根に汚れが付着しにくい効果があり、、特殊な物質が含まれた光触媒塗料や親水性に優れている低汚染性塗料があります。①親水性親水性が高いと雨が降って外壁や屋根の塗膜に雨水が馴染みやすい性質ということです。水が触れた時に玉のような水滴にならずに薄く散らばって広がります。つまり水が馴染みやすい性質ということです。外壁や屋根などの塗膜に付着した汚れとの間に雨水が入り込みやすくなるのでそのまま雨と一緒に汚れを洗い流してくれます。②光触媒光触媒とは太陽や蛍光灯などの光が当たるとその表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料です。そのため、雨や太陽の光が当たることで光触媒の効果が発揮されるので、建物の汚れを自然の力で洗い流してくれる優秀な機能を持ちます。3、断熱性・遮熱性 外壁や屋根の塗料には遮熱・断熱効果を持つものもあります。この2つは熱に強いという意味で効果が同じように考えられがちですが、実は別物であることを知っておいてください。①遮熱性 遮熱効果は熱の源となっている赤外線を反射するため夏の高温な外気が建物に入るのを防いでくれます。遮熱とは熱を遮ることで熱を跳ね返すということです。②断熱性断熱とは熱自体を断つことで建物内に熱が入るのを防ぎ、外壁材や屋根材の内部を伝わっていく熱の量を抑えます。遮熱と大きく違う点は外からの熱が入るのを防ぐだけでなく、冬の寒い日に暖かい室内の空気が外部に出ていくのを防ぎます。4、防藻・防苔性・防カビ 外壁の北面などは日に当たりにくい箇所ですので、湿度の高くなり、カビやコケなどが発生しやすくなるので、カビやコケなどの繁殖を防ぐために防カビや防コケの機能を備えた塗料もあります。そういった部分には、、ひびが入ったり、カビやコケなどは塗膜が剥がれたりします。危機感があまり湧かないかもしれませんが放置することで外壁の内部が腐食して結果的に劣化してしまいます。また、、洗浄してもカビが根を張り落としきれなくなったり、お家の見た目が悪くなるのと塗膜が変色したりするることもあります。5、対候性 対候性とは太陽光や雨水、気温の変化など様々な天候から建物を守る機能のことで、常に外気に晒されているので防水性に優れていたり、紫外線や温度の変化から建物を守らなければなりません。耐候性が高いことで建物が自然環境から受ける影響を減らし、快適な生活を送ることができます。6、オリジナル塗料に注意! 訪問販売業者などがオリジナル塗料と言って勧めてくる塗料は非常にグレードが低い塗料を使用している可能性が高いので注意してください。 塗装業者によっては自社で開発したというオリジナル塗料を勧めてくるところもありますが、塗料を作るには研究や実験を繰り返して莫大な費用をかけてようやくオリジナル塗料が完成します。大手の塗料メーカーでなければ正直なところオリジナル塗料をつくるのは難しいです。悪徳な業者に気を付けて塗料選びをすることが大切です。
2021.04.11(Sun)
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