
【常総市】外壁材の種類と特徴について常総市の外壁塗装専門の克栄
常総市の皆さんこんにちわ 外壁塗装専門の克栄です。 今回は、外壁材の役割や 種類・特徴などをご紹介していきたいと思います!これから外壁の塗り替えをお考えの方や、新調される方も是非ご覧ください 外壁材の役割とは? 素材により外壁は異なりますが、主に耐火・耐水・耐震・遮音などの役割を果たしてくれます。外壁が無ければ室内は外気温に左右され、外の音もダイレクトに聞こえてしまいます。そして、外壁がないという事は屋根を支える物もありません。外壁は、建物内部を外気から守り快適な室内環境を整える為に、とても重要なものです。そんな大事な外壁材を選ぶときには、メンテナンス方法や種類・特徴などに気を付け、より適したもの選考しましょう。 外壁材の種類 現在、最も多く使用されているのは、国内の新築住宅に使われる外壁の70%以上を占めている窯業系サイディングです。次に多く使用されているのはモルタル、金属系サイディング、ALC、タイルなどが続きます。外壁材は、種類によって手触りも見た目も大きく変わります。 樹脂系サイディング 日本では馴染みが薄いですが、アメリカやカナダでは、40%~60%と高い及率を誇ります。 樹脂系サイディングとは、主に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材です。耐候性・耐水性・耐久性に優れており、メンテナンスの必要がほとんどない為、使いやすい外壁材と言えるでしょう。欠点としては、遮音性が低いので注意が必要です。 起こりやすい劣化 ・サイディングボードの割れ ・塗装の色あせ メンテナンス 表面塗装や目地のシーリング材が不要なため、サイディングが破損したときや塗料の耐久年数が近づいたときを除き、メンテナンスはほぼ必要ありません。紫外線による色褪せが起きやすい為、UV対応の塗料を使用しましょう。中でも、日本ペイントさんのUVプロテクトクリヤー等がオススメです。 RC 耐久性・耐震性・遮音性・気密性・遮断性に優れ、デザインの自由度が高いのが特徴です。 RCとは、鉄筋コンクリートのことです。そして、鉄筋コンクリートとは 一定の間隔で張り巡らされた鉄筋内に、砂利や砂や水をセメントと混ぜ凝結させたコンクリートを流し込んで固めた建材になります。 起こりやすい劣化 ・ヒビ割れ ・塗膜の剥がれ ・チョーキング・藻やカビ ・色あせ メンテナンス 塗り替え時期としては、6~7年に一度行いましょう。塗料の劣化により、表面に小さなヒビ割れが生じたり、藻やカビが付着します。下地処理、洗浄作業をしっかりと行ってもらいましょう。 ALC 調湿性・断熱性・耐久性・遮音性に優れている為、高層ビルやマンション、一般住宅などと幅広い建築物に用いられ、現代建築には欠かせない素材となっています。 ALCとは、軽量気泡コンクリートといい、通常のコンクリートよりも軽い特殊コンクリートの一種です。 起こりやすい劣化 ・ヒビ割れ ・チョーキング・色あせ、藻やカビ ・塗膜の剥がれ メンテナンス ALCの主成分はセメントですので防水機能が弱点となり、その弱点は塗装で補うしかありません。塗料が剥がれた際は、早急にメンテナンスが求められるますので 劣化を早急に見つける注意が必要です。 レンガ 耐震性、耐熱性、耐火性、遮音性に優れており、外観の劣化も少ない為、他の素材よりもメンテナンス頻度が低くて済むのが特徴です。 レンガは粘土や頁岩(けつがん)、泥を型に入れ、窯で焼き固めた素材です。 起こりやすい劣化 ・割れ・目地の劣化 ・欠け メンテナンス レンガ部分は100年持つと言われておりますが、箇所により割れや欠けが生じる事があります。また、レンガとレンガを繋いでいるモルタルの目地部分は、こまめな補修が必要です。 タイル タイルは、粘土や長石・石英・陶土などを砕き、板状に焼いて作った素材です。耐久性・耐候性に非常に優れており、見た目にも高級感があります。 起こりやすい劣化 ・タイルの剥離(地震の際など) ・下地の剥離 メンテナンス タイルを繋いでいる目地部分のコーキングに劣化が見られた場合は、直ちにメンテナンスが必要となります。ですが、基本的に、タイル自体のメンテナンスの必要はございません。また、タイルは浮き剝離が非常に多いので、事故が起こる前に定期的にメンテナンスを行ってください。 塗り壁 塗り壁はモルタル・土塗り・漆喰などの種類があり、左官職人がコテで仕上げた壁のことです。様々な仕上げ材があるので、唯一無二のデザインや質感を表現することが可能です。 起こりやすい劣化 ・チョーキング・ヒビ割れ・藻やカビ ・塗膜の剥がれ ・色あせメンテナンス 5~10年程度を目安に、傷や汚れを綺麗に洗い流したり、専用の塗料や漆喰の再塗装をする事でメンテナンスします。漆喰は、耐久年数100年といえど、定期的なメンテナンスは必要です。塗料を使用しているセメントモルタルやその他の塗り壁は、塗膜の劣化によりサビが生じますので、塗料の耐久年数により塗り替えが必要です。 板張り 木の匂いや温もりを感じられ、調湿性・断熱性に優れているのが特徴です。 板張りとは、スギ・ヒノキ・マツ等の木材を板状に張り付けた、古くから日本の住宅に用いられてきた素材です。また、板張りの耐久性や耐火性を向上させたものが、木質系サイディングです。 起こりやすい劣化 ・腐食 ・色褪せ メンテナンス 5年おきに塗装や防腐剤塗布などのメンテナンスを行いましょう。水分による木材の腐食が注意点です。羽目板は、きちんとメンテナンスをすれば100年以上もつ外壁材です。 窯業系サイディング コスト面や機能面にも優れていて、デザイン・カラーバリエーションも豊富です。タイル調や木目調、レンガ調などと様々な風合いを楽しめるのも特徴です。 窯業系サイディングとは、セメントに無機物や繊維質などを混ぜ、板状にに成形された素材です。 起こりやすい劣化現象 ・サイディングボードの反り ・コーキングの劣化 ・剝がれチョーキング ・ひび割れ ・藻やカビ ・色褪せ メンテナンス 新調から5~7年程経過いたしますと、継ぎ目のコーキング材の劣化が始まり、次の塗装時期が近づきます。サイディング自体の寿命は、30年~40年と言われておりますが塗装時期につきましては、仕様塗料のグレードにより異なりますので、新調する際に必ず耐久年数を確認しましょう。 金属系サイディング 金属系サイディングとは、アルミやスチールやガルバリウムなどの金属素材を板状に成形した素材で金属素材特有のシンプルでスタイリッシュな外観となります。軽量で丈夫な素材の為、住宅に負担がかかりにくく、防水性や耐火性・耐陰性に優れています。 起こりやすい劣化 ・サビ ・チョーキング ・剥がれ ・浮き ・塩害によるひび割れや剥離 ・穴あき等の傷 メンテナンス ひび割れや浸水の心配が比較的少ないため、メンテナンス周期は長めです。ですが、塗膜の劣化により錆が発生しますので、塗料の耐久年数によって塗り替えが必要になります。 木材系サイディング ほかの外壁材と比べて防火性については劣り、防火指定のある地域で使用できないケースもあります。また、断熱性に優れておりますが、メンテナンスに手間がかかってしまいます。 木材系サイディングとは、天然木や合板に塗装などの表面処理を施した、木本来の温かみを感じられる素材です。ですが、最近では防火認定を受けている建材も増えてきているため、準防火地域で木質系サイディングの住宅も増えてきました。 起こりやすい劣化 ・チョーキング・腐朽 ・色あせ ・藻やカビ メンテナンス 新調してから大体10年前後で再塗装が必要となります、木は湿気により腐食しやすいので本来の塗り替え時期よりも、少し早いタイミングで再塗装を行う事で、外壁をより綺麗な状態に保つ事が出来ます。
2021.10.26(Tue)
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