外壁塗装工事で把握しておく3つの事 常総の外壁塗装専門克栄
常総市のみなさんこんにちわ
の外壁塗装専門の克栄です。
今回は外壁塗装について大きく3つの種類に分類して解説していきたいと思います。
外壁塗装ができる下地材の種類を確認について書きました。
下地の種類
外壁塗装は塗料・工法・外壁の下地により価格や耐久性が違います。
外壁塗装の種類は塗料・工法・下地
この記事では一般家庭で有意義に外壁や屋根塗装を行うための塗料・工法・下地などについて見ていきましょう。
具体的には以下の方法になります。
・塗料の種類
・下地の種類
・工法
自宅に最適な塗装種類を選定し、無駄な労力や費用を使わないようにしてください。
外壁塗装における塗料の種類を確認
・塗料のグレード
・水性と油性
・特殊性能
・1液タイプと2液タイプ
塗料のグレード
樹脂の種類により耐用年数の違いや価格の違いがあります。
塗料のグレードとは材料に含まれる樹脂の種類によって塗料が分類されます。
ウレタン塗料
低価格でリーズナブルな塗料ですが紫外線に弱いというデメリットがあります。ウレタン塗料は外壁塗装で使用する塗料としては最も安い塗料になります。
最も安価な塗料として知られているウレタン塗料は主成分としてウレタン樹脂を使用しています。
現在はあまり使われていない塗料で耐用年数も短く6~8年程度です。
シリコン塗料
コストパフォーマンスが最も高く耐久性がある塗料と言えます。汚れに強く排気ガスや雨などにも効果的で価格はウレタン塗料より若干高くなります。
耐用年数はウレタン塗料より長く10~15年程度です。
シリコン塗料は住宅で最も利用されている外壁塗料です。
ラジカル塗料
コストパフォーマンスが最も高いと言われる塗料がラジカル塗料です。耐用年数はシリコン塗料より長く14~16年程度です。
シリコン塗料とほとんど価格が変わりませんが耐久性が高いのと太陽の紫外線に強い塗料で現在、主流になりつつある塗料です。
フッ素塗料
フッ素塗料は特に耐久性が高い外壁塗料でメンテナンスの手間が少なくて済みます。フッ素塗料の耐用年数は15~20年程度です。
紫外線に強く防水性があり、非常に長持ちする塗料になります。
水性と油性
外壁塗装は水性と油性にわかれます。
昔よりかなり水性塗料の性能は良くなっており、現在、良く使われるようになりました。水で稀釈する塗料が水性塗料です。水性塗料は臭いが少なく価格も安い傾向があります。
一方でシンナーで稀釈するのが油性塗料になります。下地との密着性が非常に良いのも特徴の一つです。
しかし、水性塗料よりも臭いがきつく、価格もやや高いです。
1液タイプと2液タイプ
価格が安い1液タイプは塗装を行う際に手間がかからない良い面があります。
しかし、密着性が良くないのと乾くのに時間がかかります。
1液タイプとは塗料のみでその他を混ぜる必要がない塗料です。
逆に2液タイプは硬化剤や副材など混ぜなければ塗料として使用できません。
2液タイプは乾燥時間が早く密着性が良い塗料です。
しかし、混ぜるのに手間がかかり、一度混ぜたら保管できません。
<特殊性能>
塗料には特殊性能が備わった商品があります。代表的な例としては以下になります。
・遮熱性能
・光触媒
・断熱性能
(遮熱塗料)
遮熱塗料は屋根や外壁に塗装すると、夏場の日射が多い時に熱の吸収を抑制し、建物内部への熱量の侵入を抑え、室内温度の上昇を緩和します。遮熱塗料は紫外線による熱の発生を抑え込みます。
遮熱塗料は屋根の塗装することで効果が得られます。
(断熱塗料)
室内の温度上昇を抑えると同時に室内の熱を外へ逃がしません。
断熱塗料は熱の通過を遮断する塗料です。太陽熱による熱伝導を抑えることができ、室内の温度上昇を抑制します。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい家になります。
遮熱塗料より価格は高額になります。
(光触媒塗料)
自然の力で汚れを落とすことができるという特徴があり、さらに空気を浄化する性能をあわせ持ち環境問題にも貢献できる塗料です。光触媒塗料は太陽光線を使って外壁の汚れを自動で分解する塗料です。
外壁塗装における工法の種類を確認
<手塗り>
塗装時に騒音が発生することもなく、塗料が飛び散ることが少ないです。
しかし、技量がないと塗りムラができやすくなります。
職人が刷毛やローラーを使って手作業で塗装します。
<吹き付け塗装>
吹き付け塗装とはスプレーガンを使用し塗料を霧状にして壁面に吹き付ける工法です。
良い点は均等に塗装ができるので仕上がりが美しくなる点や、広範囲に塗装することができるので作業時間が短くできることです。
一方、塗装時に塗料が飛散したり騒音が響くことなどがあります。
外壁塗装ができる下地材の種類を確認
・サイディング
・モルタル
・金属
・木材
<サイディング>
金属サイディングや木材サイディングなどもあります。サイディングは建物の外壁に使用する外壁材に一種です。
現在のお家の約7割がサイディングといわれています。
一般的に20~40年程度の耐用年数がありますが、立地環境にもよりますが約10~12年ごとに塗装が必要です。
<モルタル>
外壁の表面が平たく特徴としては他の外壁材よりひび割れしやすい外壁になります。
ひび割れを起こしにくくするため、伸びが良い弾性塗料を使用します。モルタルはセメントや砂、水を混ぜて作った外壁です。
現在、ほとんど新築で使われなくなってきた外壁材になります。
一般的に外壁の耐用年数が30年とありますが、塗装は約10~12年ごとに必要です。
<金属>
ガルバニウム鋼板も存在しますが薄い板状のため、サイディング素材として分類されています。
耐震性に優れており、断熱性が高く軽量です。トタンやアルミニウム、鋼板といった外壁材です。銅板の場合、耐用年数が50年以上になるため塗装は必要ありません。
一般的に金属サイディングは10~30年程度の耐用年数があります。