下塗り塗料の種類について / 茨城県常総市・坂東市・守谷市・つくば市・境町の外壁塗装&屋根専門店
2025.05.22 (Thu) 更新
茨城県坂東市、常総市、つくば市の皆さんこんにちは
茨城県坂東市、常総市、つくば市地域密着の外壁塗装&屋根専門店 克栄です✋
いつも現場ブログをご覧いただきありがとうございます😊🎵
克栄は地場に根差した地域密着の塗装会社として茨城県坂東市、常総市、つくば市で多くの塗装工事を行わせていただいております🏠✨
これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、工場塗装、雨漏り補修・外壁リフォームを通して地域社会に貢献していきますので宜しくお願い致します🙇
今回は、「下塗り塗料の種類について」のご紹介です。
1.具体的な下塗り塗料の役割
下塗り塗料には主に4つの重要な役割があります。
1.下地材と上塗り塗料の密着性を高める
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下塗り塗料は、上塗り塗料と下地材との密着性を高める重要な役割を担います。
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接着剤のように働き、上塗り塗料がしっかりと固定されるようにサポートします。
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これにより、塗膜が長期間安定し、耐久性が向上します。
2.下地材に塗料が染み込むのを防ぐ
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下塗りをせずに上塗り塗料を直接塗布すると、劣化した下地に塗料が吸い込まれ、塗膜が均一に仕上がりません。
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これにより、塗装にムラが生じ、塗料の厚みが均一にならず、仕上がりに影響が出てしまいます。
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下塗り塗料がこの吸い込みを防ぎ、塗装面を均一に仕上げる手助けをします。
3.塗料の仕上がりを良くする
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下塗り塗料は、元の下地の色を隠す役割もあります。
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これにより、上塗り塗料が本来の色をしっかり発揮でき、よりきれいで均一な仕上がりが実現します。
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下地の色や質感が透けることなく、より美しい仕上がりが得られます。
4.上塗り塗料の機能を向上させる
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下塗り塗料には、錆止め効果や遮熱効果など、上塗り塗料の性能を高める機能を追加する役割もあります。
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上塗り塗料の機能を最大限に引き出し、建物の保護性能を向上させることができます。
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例えば、金属の外壁には錆止め効果のある下塗り塗料を使用することが推奨されます。
注意点
下塗り塗料と上塗り塗料の相性が悪いと、密着性が低下し、仕上がりに影響を与えるため、相性の良い塗料を選ぶことが大切です。
2.下塗り塗料の主な種類
下塗り塗料には主に以下の種類があり、それぞれに異なる役割があります。
1.シーラー
【役割】
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外壁のひび割れや小さな傷を補修し、塗膜を安定させる。
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外壁材と塗料の密着性を高め、塗装の剥がれを防止する。
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上塗り塗料が下地に吸い込まれるのを防ぎ、ムラなく均一な仕上がりを実現する。
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特に塗料の吸い込みが多い下地に使用すると効果的。
【種類】
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水性タイプ: 環境に優しく、乾燥が速い特性がある。
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油性タイプ: 耐久性が高く、効果的に密着性を高める。
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浸透型タイプ: 下地にしっかり浸透して、強力な密着力を発揮する。
2.フィラー
【役割】
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細かいひび割れや傷を補修し、外壁面を滑らかにする。
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外壁面の凹凸を埋め、均一な表面を作り上塗り塗料の仕上がりを整える。
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より丈夫で均一な塗膜を作り、仕上がりが美しくなるようサポートする。
【種類】
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微弾性フィラー: 柔軟性があり、ひび割れに追従するため、細かいひび割れを補修するのに最適。
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厚塗りフィラー: より大きな凹凸や穴を埋めるために使用される、厚めの塗料。
3.プライマー
【役割】
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シーラーと似た役割を持ちますが、主に金属素材に特化した塗料。
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金属表面にしっかりと密着し、錆止め効果を高めて塗装の持ちを良くする。
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金属製の外壁に塗装を施す場合には、プライマーを使用することが推奨される。
【種類】
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防錆プライマー: 金属表面に使用し、錆を防ぐ効果がある。
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エポキシプライマー: 金属面やコンクリート面に強い密着力を持ち、耐久性を向上させる。