【常総市・坂東市】タイルの貼替え工事 常総市・坂東市の外壁塗装専門の克栄
常総市・坂東市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
皆さんは、外壁改修工事を行っていますか?今回は、外壁改修である下地補修工事についてご紹介させて頂きます。戸建住宅ではあまり行われませんが、大きいマンションなどの建物では、定期的なメンテナンスを施す必要がございます。
外壁というと 塗装工事のイメージが強いですが、前回ご紹介いしたタイルの貼り替えや、下地の補修工事などがあります。
下地補修とは?
外壁下地補修工事では主に、以下のような工事があります。
タイル浮き補修
コンクリートにクラックが生じている場合、タイルの撤去を行い
エポキシ樹脂の注入、またはUカットシールで補修し、タイルを貼ります。
モルタル欠損補修
欠損箇所周囲の浮きを全て撤去し、エポキシ樹脂モルタルで元の形に成形します。
タイル浮き補修
タイルの浮いている箇所を調査後、エポキシ樹脂とアンカーピンで躯体を固定し、タイルの欠落を防ぎます。
爆裂補修
コンクリートの劣化箇所を斫り落とし、特殊アルカリ溶液を含浸させた後、防錆モルタルで元の形に成形します。
亀裂補修
亀裂表面にシーリングを施し、注入機を使用し割れ目に沿ってエポキシ樹脂を注入し、
表面だけではなく、クラックの奥底まで接着補修を行います。
代表的な下地の劣化症状
欠損
欠損とはモルタルやコンクリートが欠ける事で、温度の変化による収縮が、鉄とコンクリートでは異なる為、寒暖差により生じてしまいます。また、クラックや爆裂に伴いかける事があります。
クラック
クラックから雨水などが侵入する事で、内部の鉄筋が腐食し膨張し
コンクリートやモルタルが欠けたり、爆裂が生じる原因となります。
モルタルやコンクリートは、乾燥と収縮を繰り返し、地震の揺れや日々の衝撃が外壁に加わり、クラックが生じます。
爆裂
コンクリートの中性化により 鉄筋の腐食が起こり、膨張や爆裂が生じます。
鉄筋の爆裂は、上記でご紹介した クラックや欠損が原因で発生する場合もございます。
鉄筋は建物の構造体で、外壁から深さ2センチ以上の一に設置するのですが、
施工不良などが原因で深さが足りていない建物がございます。
タイル貼り替えの重要性
外壁のタイルは頑丈そうで、雨や紫外線など 塗膜の敵となる外的要因も
気にならない程強いイメージがありますが、実は 永久的に貼り付いていられる訳ではありません。
また、ひび割れや欠けなどの トラブルは付き物です。デザイン性も豊富で、大きなマンションなどに採用される事が多いですが、
劣化と共に タイルの接着力は弱まり、タイルの浮きが生じ
高い所から欠落してしまえば、下を歩いている通行人や車などに直撃してしまいます。
そして、トラブルの中でも一番怖いのが、タイルの欠落です。タイルが浮き始めていれば 下地にエポキシ樹脂を注入し、浮いている箇所を埋め 欠落を防いだり
貼り替えを行ったりなど、劣化症状にあった外壁工事を施す必要があります。
この様な事故を起こさない為にも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
タイルが剥がれる理由
立地や環境条件にもよりますが、外壁塗装と同様に 経年劣化というものは起こりますので
数年、数十年と時が経つにつれ、どんな建物にも起こる事です。
タイルの貼り付けを行う工程としては、下地にモルタルを塗り
その箇所にタイルを貼り付け、目地に目地材を塗り込みます。
乾燥後はガッチリと固まりますので、ちょっとやそっとの衝撃では剥がれる事はありません。
では、なぜ 浮きが生じたり 剥がれが起こるのでしょうか?
・地震や日々の環境による振動による負担
・下地が水を含んだ状態で、日が経つと同時に乾燥と伸縮が繰り返し起こるため