外壁塗装の安すぎる見積りは要注意常総市の外壁塗装専門克栄
常総市のみなさんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
今回は外壁塗装の安すぎる見積りについてです。
1.外壁塗装で安いだけの見積りは危険
見積りの注意点1
塗料を薄める
外壁塗装を安くするために一番やりやすい方法として塗料を薄めることがあげられます。安さだけを重視してしまうとこのように塗装が薄くなり、仕上がっても色ムラや塗装を行ってもすぐに色あせする原因になります。
塗料を薄めるということは絵の具と同じように色が薄くなるということになります。塗料はそのままでは使えないものがあるので希釈を行いますが、メーカーが定めた基準よりも薄めることで塗装費用を抑えることができます。基準塗布量ですが各塗料メーカーが指定している1㎡あたりで使用する塗料の量です。優良業者であればお家の㎡数と必要な塗料缶の㎡数をきっちり出してくれます。
しかし、薄め過ぎた結果、色ムラや色あせがすぐに発生する外壁塗装になってしまいます。
安い見積りを塗装業者から出された場合、1缶でどれくらいの範囲が塗れるのか確認してみてください。
見積りの注意点2
人件費削減
技術力が高くベテランの職人になるとそれなりの人件費を支払わなければいけません。人件費を浮かすためにベテランの塗装職人を入れずに塗装を行った結果、外壁塗装が失敗になってしまったということも起こるかもしれません。安い見積りを出されたらベテランの職人が入るのか事前に塗装業者にご確認ください。
人件費を削減するためにはベテランの職人を入れずに経験の浅い若手の職人で外壁塗装を行う必要があります。
安い見積りを出されたらベテランの職人が入るのか事前に塗装業者にご確認ください。
見積りの注意点3
工期を短くする
費用を抑るためには工事日数を短くする必要があります。塗装の工期が長くなると移動代や人件費などがかかってきます。安い見積りを出されたら工事工程表などを提出するよう塗装業者に依頼してください。優良業者は事前に工事工程表を見せて説明してくれます。
無理に短納期で工事を行うと塗装した際の乾燥時間が必要ですが、乾燥しないまま次の塗装を行うと頑丈な塗膜が形成できないので外壁塗装が失敗に終わってしまいます。
塗料の乾燥を十分させるには約1日かかるため、最低でも3日分は下塗り・中塗り・上塗りで必要になります。
工事日程で乾燥時間がしっかり含まれているかなど塗装業者に確認しましょう。
見積りの注意点4
不安定な足場
塗装業者にとって足場の質は非常に大切です。足場設置にかかる費用は一般的なお家で約15~20万円が相場になります。
足場設置費用が安すぎる場合、足場がなぜ、こんなに安いのか確認する必要があります。
しかし、質の悪い不安定な足場を設置することで足場代を削減します。
そのせいで作業中に事故が起きてしまう可能性もあります。
見積りの注意点5
下請け業者に発注
人件費のカットには別の方法もあります。
もっと人件費を安くする方法は塗装を外注業者に依頼して塗装してもらう方が安くなります。
外注業者は決して高くない単価で工事を行うため、利益を出そうと可能な限り時間をかけずに塗装工事を終わらせようとします。
この関係が悪循環となり、質の良い塗装が行えなくなります。
こうならないため、塗装業者に塗装する職人は自社の社員なのか事前に確認しておいてください。
2.見積りが安い理由は必ずある
外壁塗装で極端に安い見積りには必ず理由があります。
・塗料を薄める
・人件費削減
・下請け業者に発注
・不安定な足場
・工期を短くする
その他、外壁塗装を安くする方法はいくつかあります。多くの塗装業者はお客さんのご要望に応えるため必死に考えて良いご提案を行います。価格の根切りをあまり行うと塗装業者へ負担をかけてしまい、質の良い塗装工事ができなくなるのでご注意ください。
業者によっては価格の安さをアピールして平然と上記のような手抜き工事を行っている塗装業者も存在しますが、決してすべての塗装業者がこのようなことを行っているのではありません。
地元に根付いている地域密着の優良業者ですと不正がなく適正価格で見積りを行ってくれるところが多いです。
安い見積り価格に騙されないためにも地域密着の優良業者を選ぶようにしましょう。