外壁に生えるツタについて 坂東市、常総市の外壁塗装専門 克栄
坂東市、常総市の皆さんこんにちは。
今回は外壁に生えるツタについてお話します。
外壁にツタがある建物は一見、華やかな印象にもなりますのでツタのある外壁をお考えになられている方もいると思います。
ですが、ツタを生やすことで建物に発生するメリット、デメリット、また撤去方法についてもご紹介します。
~メリット~
①断熱効果
年々、猛暑日が増えてきており、40度を超える気温を記録する地域も増えてきています。
ツタは日差しからの熱を防いでくれる効果があります。建物の外壁にツタがあることで室内の温度を下げる効果があります。グリーンカーテンとも呼ばれているようです。
特に夏場の暑さをやわらげるためにツタのある外壁にするのは効果的ですね。
そして逆にツタは冬場の室内の暖かさを外に逃がさない役割も果たしてくれますので快適な生活が送れますのでツタは重要な役割を果たしてくれます。
②省エネ効果
室内の保温と冷却効果があるためエアコンの使用を大幅に減少させることができます。
③お洒落な家にできる
外壁にツタがあることでご近所様と違った見た目にすることができます
ツタを生やすことにより外壁塗装だけでは表現できない自然豊かな雰囲気を出すことが可能です。
~デメリット~
①メンテナンスが大変
ツタのお手入れを怠ってしまいますと成長しすぎて本来侵入してほしくない所まで伸びてしまったり、最悪枯れてしまうので逆に建物の見栄えが悪くなってしまいます。ツタは非常に繁殖力が強い植物になります。ツタを生やしたまま何もメンテナンスをせず放置しますと勢いよく成長していきますので、高い場所にツタが伸びた場合は作業が大変になります。ツタが窓を覆わないように長さや向きを調整する必要があります。
②コーキングにツタがくっつく
サイディング外壁は現在、7割近くのお家に使われています。
サイディングのボードは気温や湿度の変化によって膨張と収縮を繰り返しますのでツタ等の植物と接触した場合にも外壁にひび割れが発生しないようにしたり、コーキングは外壁のひび割れを防ぐ役割も果たしています。
そのため、ツタがコーキングに食い込んでしまいますとコーキング自体が劣化し雨漏りに繋がる可能性があります。サイディングはボードを貼り付けていくので、ボードとボードの間はコーキングというゴム状のもので充填しており雨水の侵入等を防いでいます。しかし、ツタなどの植物の生え方によってはコーキングに害を与えてしまいます。結果、ツタがコーキングに付着してしまうこともあります。
③虫の発生
ツタは植物ですので当然、虫が発生しやすくなります。
害虫駆除の薬でツタを枯らすことも考えられ、寄ってくる虫たちの対策も大変になります。
④ツタの跡が残りやすい
ツタは気根と呼ばれる根を伸ばして外壁にくっつき、気根は外壁と強く密着してしまいますので剥がしたいと思っても跡が残ってしまいます。
そういった場合は除草剤で洗浄したり、ヘラやカッターなどで剥がしたりして、バーナーであぶるなど大変な作業になります。
除去を行った後、外壁に跡が残ってしまい見た目が悪くなりますので外壁塗装も同時にご検討されることもおすすめします。