モニエル瓦のメリット・デメリット / 茨城県坂東市、外壁塗装&屋根専門店 克栄
2022.07.04 (Mon) 更新
茨城県坂東市、常総市、つくば市の皆さんこんにちは
茨城県坂東市、常総市、つくば市地域密着の外壁塗装&屋根専門店 克栄です✋
いつも現場ブログをご覧いただきありがとうございます😊🎵
克栄は地域の皆様が、住まいのどんな小さなことでも気軽に相談することができ、末永く愛される
お店を目指して、地域密着の塗装会社として茨城県坂東市、常総市、つくば市で多くの塗装工事を
実施しております。
モニエル瓦とは、かつて日本モニエル株式会社が販売していたコンクリート瓦になります。
特徴して断熱性や防火性に優れているため、多くの屋根に使用されていましたが、現在は生産中止となっています。
今回は「モニエル瓦のメリット・デメリット」についてご紹介いたします。
🏡モニエル瓦とは
モニエル瓦とは1970年~1980年代に人気となったコンクリート瓦屋根になります。
原料はセメントと川砂をミックスしたもので、ヨーロッパから世界に広がりました。
通称コンクリート瓦は日本モニエル株式会社が販売していることから、会社名を冠として「モニエル瓦」と呼ばれています。
現在は、生産が中止となっており、新築の屋根に使われることはありません。
🏡モニエル瓦のメリット
現在では発売中止になっているモニエル瓦ですが、以前のり建築された家ではモニエル瓦が使用されています。
こんなにもモニエル瓦の利用率が高かったのでしょうか? メリットを3つご紹介いたします。
1. 災害に強い
モニエル瓦には、着色スラリーを塗装することで、強風や豪雨に耐える強度を与えています。
そのため、金属製の屋根材と比較すると防水性や耐火性に優れています。
さらには、セメントと川砂をミックスして作られているため、耐久性があるのに一般的な粘土瓦と比べると軽いという特徴も併せ持っています。また、モニエル瓦のように軽量の屋根材を使用していれば、万が一地震が発生したときでも揺れにくく、屋根はもちろんのこと、建物そのものにも負担をかけにくいのも特徴です。
2. 遮熱性や防音性に優れている
モニエル瓦は素材自体が頑丈なため、夏の暑い日差しを屋根で止める遮熱効果があります。
また、防音性に優れているため、雨音や雑音も気になりません。
3. デザイン性が高い
モニエル瓦は和型や洋型などデザインにも多様性がある屋根材です。
普通のセメント瓦と比べるとさまざまな形状があり、希望するデザインに応じて屋根のデザインを工夫することができるのもモニエル瓦ならでは。デザインのバリエーションが豊富なため、より審美性の高い屋根に仕上げることが可能です。また、着色スラリーを利用しているため、色彩も豊富です。
🏡モニエル瓦のデメリット
モニエル瓦のデメリットを2つご紹介します。
1. メンテナンスが大変
モニエル瓦の表面は「スリラー層」という層があり、この「スリラー層」が劣化した場合は瓦の表面が粉っぽくなります。
メンテナンスする時は劣化した「スラリー層」を全て取り除き、再塗装することが重要です。
また、モニエル瓦の主成分であるセメントは水を吸収する特性がありますので、防水性がありません。定期的に塗装を実施し、防水加工を施さなければカビやコケが発生し、劣化の原因となります。
2. 金属瓦と比べて重い
モニエル瓦は主成分がセメントのため金属屋根と比較すると重い屋根材となります。
金属屋根の重さは1平方メートルあたり約5キログラムに対し、モニエル瓦は1平方メートルあたり約43キログラムと、8倍もの重さがあります。
現在ではより軽量で耐震性の高い新たな金属屋根が開発されているため、今ではモニエル瓦は耐震性の高い屋根瓦ではなくなりました。
🏡まとめ
現在ではモニエル瓦は生産中止となっているので、ご自宅の屋根にモニエル瓦をご利用されていて、「劣化症状がでたから修理をしよう」と思っても材料確保ができないのが現状で、同じモニエル瓦は入手が困難です。メンテナンスの時は必ず専門業者へ相談することをオススメします。
- モニエル瓦=日本モニエル株式会社が販売していたコンクリート瓦のこと
- モニエル瓦のメリット:防音性・耐熱性・耐火性に優れている
- モニエル瓦のデメリット:金属屋根と比べると重く耐震性が弱い
以上がモニエル瓦についてとなります❕
また外壁塗装についてお悩みの方はぜひ克栄へ、お問合せをお願い致します❕❕
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