無機塗料のメリット・デメリット / 茨城県坂東市、外壁塗装&屋根専門店 克栄
2022.07.03 (Sun) 更新
茨城県坂東市、常総市、つくば市の皆さんこんにちは
茨城県坂東市、常総市、つくば市地域密着の外壁塗装&屋根専門店 克栄です✋
いつも現場ブログをご覧いただきありがとうございます😊🎵
克栄は地域の皆様が、住まいのどんな小さなことでも気軽に相談することができ、末永く愛される
お店を目指して、地域密着の塗装会社として茨城県坂東市、常総市、つくば市で多くの塗装工事を
実施しております。
いろいろな種類の外壁塗装用の塗料がありますが、塗料を選ぶときはメリット・デメリットは把握したいですよね!
そこで、前回の 「無機塗料ってどんな塗料?」 に引き続き、
今回は「無機塗料のメリット・デメリット」についてご紹介いたします😉
1. 無機塗料のメリット
まずはじめに、無機塗料は無機素材が使われているため耐久性や汚れにくいなどが優れているメリットがあります。こちらで詳しくご説明させて頂きます。
雨風及び紫外線の影響を受けにくい
無機物が配合されている塗料は、雨風や紫外線にさらされても、影響を受けにく物質になっているため、劣化しにくい特徴があります。
無機塗料は温度が上昇する地域や、長時間にわたり紫外線にさらされるなど、極端に暑い環境での利用に向いている塗料です。
また、過酷な環境下以外にも、ご自宅の日当たりの良い場所や屋根など部分的な塗料にも適しております。
不燃性がある
無機物が配合されている無機塗料は、有機塗料に比べて炭素が含まれていないため、燃えにくい(不燃性)という特徴があります。
万が一の家事により燃え広がりを抑制したい場合には、無機塗料を使用することをオススメいたします。家事以外にも、仕事上で火を多く使う場合や、高温になりやすい場所や環境に適した塗料といえます。
耐用年数が長い
無機塗料で耐用年数が長い塗料は、無機物の配合の割合が高くなければなりません。
各種メーカの商品によって、無機物の配合割合が異なりますので、耐用年数を長く保持したい場合は塗料の品質にご注意ください。
残念ながら、無機塗料の配合基準が現時点ではありませんので、質の悪い無機塗料にはわずかな無機物しか配合されていませんので、大手メーカーの無機塗料を選定していただければ、信頼性も高いためとても安心して塗装工事が実施できます。
変色しにくい
無機塗料は雨や紫外線の影響を受けにくいため、外壁の劣化を抑制する効果がありますが、外壁とあわせて色の劣化も抑制することが可能です。塗膜の変色を防止したい場合は、大手メーカーの無機物の高配合・高品質の無機塗料をご利用いただく事をオススメします。
汚れにくい
無機塗料は親水性が高く、水に馴染みやすい特徴があります。その為、外壁の表面が汚れてしまっても、自然に降った雨が塗膜と外壁の汚れの間に入り、きれいに洗い流してくれます。
無機塗料は有機塗料と違い、カビ・藻・コケの栄養分となる有機物の割合が少ないので、カビ・藻・コケの発生を抑制します。また、静電気の発生もしにくいため、外壁に空気中のチリ・ゴミが付着しにくいメリットもあります。
2. 無機塗料のデメリット
次に、デメリットについてご紹介いたします。。
無機塗料は一般的な塗料にと比較して価格が高額であることや色の選択肢が少ないなどがデメリットとして挙げられます。
他塗料に比べ価格が高い
無機塗料は石やレンガ、ガラスなど炭素を含まない「無機物」が配合されているため原材料費が掛かってしまい、一般的な塗料と比較して価格が高い傾向があります。有機塗料と比較しても数千円以上の価格差があり、高価な塗料となっています。
無機塗料の商品は品質や価格にバラつきがあり、中には割安の無機塗料が発売されておりますが品質面で信頼性が低く、オススメできません。理由としては、無機物の配合が低い可能性があるからです。
ひび割れをおこしやすい
無機塗料は無機物が含まれているため、ひび割れしやすいデメリットがあります。理由としては、無機物が配合されていることで柔軟性が劣りやすくなっています。ひび割れを起こしやすい素材には無機塗料は不向きとなります。
また、揺れが起こりやすい地位や環境では無機塗料よりも、柔軟性が高いウレタン塗料がオススメです。
色味が少ない
無機物は塗料に配合した場合、華やか且つ鮮やかな色が出にくくなる傾向があります。よって、無機塗料は有機塗料と比較しても色味が少なく、デザイン性にも劣ります。
大手メーカーから艶ありのタイプの無機塗料が発売されており、3分艶や5分艶など種類もございます。外壁に艶をつけると「派手では?」、「安っぽくない」など感じるお客様も少なくありません。
品質がピンキリ
無機塗料は無機物が少量でも配合されていれば「無機塗料」と表記することができるため、各種メーカーによって品質が大きくバラつきます。その為、少量のセラミックを配合し「無機塗料」として高額な価格で販売されている悪質商品もありますのでご注意ください。
商品を選択する際は、大手メーカーなどの信頼性が高く、高品質である無機塗料を選択することが重要です。低価格な商品で信頼性が確保されてな場合は購入しないおほうが良いでしょう。
再塗装できない
無機塗料には塗膜の表面に汚れが付きにくいというメリットがある反面、他の種類の塗料を重ね塗りした場合は、無機塗料と一般塗料が密着しにくいというデメリットがあります。
密着しにくい塗料に重ね塗りをしてしまうと、せっかく塗装工事した塗装が早期段階で剥がれ落ちてしまうことがあります。
塗装できない素材がある
無機塗料は塗膜がとても硬ため、収縮性のある素材とは相性が悪い傾向があります。木材のは環境によって収縮を繰り返すため木材には不向きな塗料です。
また、製品にもよりますがガルバリウム鋼板とは相性が悪く、塗装ができないこともありますので注意が必要です。
無機塗料をご利用する際は、塗る素材との相性も確認するように注意しましょう。
職人の腕で効果が異なる
無機塗料の高い耐候性を発揮させるためには、一定の厚みで塗装する職人の技術が不可欠です。高価で高性能の塗料になるほど、施工実績豊富な熟練の職人に工事を依頼する必要があります。
3. まとめ
無機塗料は無機素材が使われているため耐久性や汚れにくいなどが優れているメリットがある一方、価格が高額で商品によってはピンキリなどデメリットもありますので、屋根・外壁工事をする際はしっかり理解したうえで無機塗料をご利用することをオススメいたします。
また外壁塗装についてお悩みの方はぜひ克栄へ、お問合せをお願い致します❕❕
経験豊富なプロフェッショナルがお客様に合った塗料をご提案させて頂きます😄✨