【常総市】アクリル塗料の特徴とメリット・デメリット常総市の外壁塗装専門克栄
常総市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
アクリル塗料の特徴とメリット・デメリット
今回は、外壁塗装に使用されるアクリル塗料の特徴とメリットをご紹介いたします。
アクリル塗料とは
以前まで多く使われていたアクリル塗料も、ウレタン塗料やシリコン塗料など
安価で高品質な塗料が登場したことにより、アクリル塗料が使われる事が少なくなってしまいました。
アクリル樹脂は、コップやボールペン・照明器具など、私たちの身近にある物に多く活用されています。
基本的に塗料の主成分がアクリル系の合成樹脂である塗料のことをいいます。
身近なアクリル樹脂ですが、それを利用したアクリル塗料は 屋根や外壁にも使用されているのです。
しかし、
メリット
ツヤが出る事により綺麗な仕上が
はっきりとした色がお好みの方に、オススメです。
アクリル塗料は発色が非常によく、鮮やかな色合いの外壁塗装となります。
種類が豊富
数多くの種類がある事で、お施主様のお好みの色や機能のついた塗料を選べることがメリットです。
アクリル塗料は、昔から使われている塗料のため 種類が非常に豊富です。
価格が安い
この塗料の耐用年数は、4~7年程と とても短いですが、費用をとにかく抑えたい という方にはオススメです。さらに、何度も外壁塗装を塗り替え 楽しみたいという方にもオススメの塗料となっております。
アクリル塗料は、現在 主流になっているシリコン塗料と比較すると、約5割の費用で外壁塗装が可能です。
塗り重ねがし易い
アクリル塗料は外壁への密着性が高いため、次回塗り替えの際に 新たな塗料が密着しやすく、
次回の外壁塗装工事の工期短縮に繋がります。
1液型が多く使い易い
2液型で起こる硬化不良などのトラブルも起こりにくく、手間が省けるので作業性にも優れております。
アクリル塗料には1液型のものが多く、希釈や撹拌のような手間がかからないのが特徴となっています。
変色しづらい
塗膜は時間をかけて劣化しますので、外壁塗装が必要ないという事ではないので、注意しましょう。
あくまでも、変色しにくいという事で むしろ アクリル塗料は劣化の進みが早いですので、早めのメンテナンスを心がけましょう。
アクリル塗料は耐用年数が短いですが、塗料の変色が起こりづらいので
対応年の間は綺麗な色状態で過ごす事ができます。
アクリル塗料のデメリット
塗り替えが面倒になる事がある
密着性が高いため、剥がすとなると時間がかかりますし、
もし綺麗に取り除かなければ 新しく塗った塗料が早く剥がれてしまう原因となってしまいます。
そのためアクリル塗料は劣化しやすい上に、塗膜が剥がれやすくなっています。
ただ、塗膜の剝がし・洗浄・下地処理は面倒になりますが、
これらの作業をしっかり行う事で新規塗膜がすぐに剥がれてしまうことは回避できます。
塗膜が固くクラックが生じやすい
塗膜が硬いが故、建物の動きや地震などで簡単にクラックが生じてしまう可能性がございます。
アクリル塗料は弾力に優れていない為、塗膜が固くなってしまうのです。
揺れや自然災害の多い地域に住まわれている方には、弾性のあるウレタン塗料の使用をオススメいたします。
劣化が早い
つい先ほどにもお話したように、耐用年数が短く劣化が早いというのが アクリル塗料最大のデメリットです。
アクリル塗料は劣化の原因となるラジカル因子が発生しやすいので、
酸化還元反応が起こりやすくなってしまい、塗膜が劣化してしまうのです。
その為、アクリル塗料で外壁塗装を行った場合は、メンテナンスを頻繫におこなう必要があります。
浸透性が良すぎる
アクリル塗料は浸透性が良く、湿気を外に逃がす効果があるのですが、その浸透性が強すぎる為、外部の湿気を室内に入れてしまう事がありません。
この性質では室内に湿気が溜まってしまうので、湿気が多い地域や川池の近い地域での使用は、オススメ致しません。
耐候性が低い
紫外線などの影響を考えると、アクリル塗料は室内塗装に適しているかもしれません。
耐候性が低いため、紫外線などの影響により劣化が激しくなってしまう事があります。
DIYでの、家具や内壁などに塗装をする際は、アクリル塗料がオススメです。