【常総市】雨漏り放置の危険性 常総市の外壁塗装専門の克栄
常総市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
今回のブログでは、「雨漏りを放置すると どんな危険が迫るのか」をご紹介していきます。
雨漏りは、放置を続けていると、住宅だけではなく住宅に住んでいる方へも大きな被害を与えてしまう可能性があります。
雨漏りの放置が危険な理由
一次災害は建物へ直接与える影響で、建物の寿命を大幅に短くしてしまう可能性があります、
そして、最も恐ろしい二次災害ですが、これは間接的に人体へ影響を与えてしまいます。
雨漏りを放置した場合の危険性は、大まかに一次災害と二次災害の二つに分かれます。
特に、体の弱いお子様や高齢者の方への被害が多いです。
以下より、それぞれご説明致しますので ご覧ください。
一次被害
急速な建物の劣化
鉄筋内コンクリート造や鉄骨造など場合、雨漏りが原因で染み込んだ水分で、鉄を腐食させ建物の強度を低下させてしまいます。
コンクリート内の鉄筋が錆びてしまうと、鉄が膨張し周りのコンクリートを押し出す現象「爆裂」が起こり
これにより、酷い場合ですと、外壁が欠落する事もあります。
冬場であれば、結露などで窓から水滴が垂れることもありますが、
もしそれが、雨漏りだった場合、放置をするのは非常に危険です。雨漏りの放置により1年程でボロボロになってしまう事もあります。
雨漏りで侵入した水が、建物の土台まで到達してしまう場合もございます。
木造住宅の場合は特に危険で、屋根と野地板の間や外壁と室内壁の間に溜まった水分が乾かず、建物をあっという間に劣化させてしまいます。
内装・家具への影響
室内へ侵入した雨水は、天井や壁などの内装材へもダメージを与えます、
シミやカビなどの発生により壁紙が汚れてしまったり、押し入れやタンスであれば、洋風や布団等がダメになってしまいます。
電気設備・家電への被害
最悪なケースとしては、雨漏りによって ブレーカーが落ちたり漏電するだけではなく、漏電から火災に繋がる恐れもあります。
雨漏りで天井裏や壁などに水が廻り、電気配線の接触部分などを濡らし漏電に繋がる恐れがあります。
また、湿気により洗濯機や冷蔵庫などの家電機器が故障をしてしまう可能性もございます。
二次災害
シロアリやその他害虫による被害
シロアリは湿気を好みます。地中から侵入したシロアリが、雨漏りで濡れた壁の中の木材を食い荒らし
2階部分まで到達することも十分にあります。
その為、雨漏りがシロアリを引き寄せてしまい、蟻害にあう可能性が非常に高まります。また、湿度の高い状態が放置されることで、ネズミやダニ等が生息しやす環境とり、壁の中で活動するようになる場合も多々あります。
それらの動物などが出入りすることで、フンなどが放置され、壁の中が不衛生な状態となり、結果的に健康被害のリスクが高まる原因となります。
土台や壁がシロアリの被害に遭ってしまうと、建物自体の強度が著しく低下し危険なうえ、修復に多大なコストが発生してしまいます。
カビなどの発生による被害
室内に溜まった湿気によりかびが発生し、異臭が伴う事もあり、
カビの菌が浮遊する室内で暮らし続ける事は、健康へも影響を与えてしまいます。放置していれば、体調不良や喘息などの病気を引き起こす可能性もありますので、非常に危険です。
カビは、温度が20°以上で湿度が60パーセント以上あると繁殖しやすく、
雨漏りで濡らされ密閉状態の壁内は、格好のカビの繁殖場所となってしまいます。
雨漏り箇所の壁紙をめくると、壁の中が真っ黒になっている事もあります。
以上、雨漏りを放置した場合に起こる、危険な被害のご紹介でした。
些細な原因が、思わぬ結果を招いてしまうのが雨漏りです。
この様な事態は、雨漏りを放置し続ければ、どんな建物でも起こる被害ですので
未然に防ぐため定期的なメンテナンスが必要です。