外壁塗装で使用する道具 常総市の外壁塗装専門克栄
常総市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
今回は外壁塗装で使用する道具についてご紹介します。
外壁塗装に使用する道具の種類
実際に塗料を塗る道具としましては刷毛やローラー、スプレーなどを使用しますし、下地処理であれば皮スキ、ワイヤーブラシなどを使用します。
外壁塗装工事は様々な工程があり、それぞれの工程で様々な道具を使用しています。
また、養生では外壁や屋根を塗装する前に塗装する部分以外の場所に塗料が付かないようにビニールシート、マスカー、布テープ、マスキングテープを使って覆い保護する作業です。
マスキングテープ
マスカー
業務用の高圧洗浄機などは高額ですのでDIYで行えるようなものではありません。また、レンタルするだけでも高額な仮設足場などがあります。
業務用高圧洗浄機
仮設足場
外壁塗装・屋根塗装で使用する塗り道具ローラー
塗装全体で一番使用する道具がローラーを利用したものです。外壁というのは基本的には平らなものですので塗れる範囲はローラーで塗り、細かなところは刷毛で塗るというのが一般的な工法です。
羊毛ローラーまたはウールローラー
羊毛のように柔らかな繊維で出来たローラーで今現在ある模様をつぶさずにそのまま塗ることができます。また、塗膜を均一に塗りやすいローラーです。羊毛ローラーは毛足の長さによって短毛、中毛、長毛の3種類に分けることができます。
マイクロファイバーを使用したマイクロファイバーローラーも羊毛ローラーと同様です。
・長毛ローラー=毛足の長さが長く(20㎜程度)表面が凹凸がある部分などに使用するローラーです。ひと塗りで広く塗れるため作業性が高まります。
・中毛ローラー=毛足の長さ13㎜程度で中間の毛の長さで3種類ローラーで一番、色々な部分に使用するローラーになります。
・短毛ローラー=毛足の長さが短く(5㎜程度)平らな部分が塗りやすいローラーです。また目地やへこんでいる部分を塗る時などに使用します。
砂骨ローラー
粘度の高い塗料をたくさん含むことが出来るのが一番の特徴で厚みをつけて塗る時に使います。
塗料を塗る部分が網の目状になっています。液状の塗料を塗ることが出来ません。
砂骨ローラーの別名と由来
・多孔質ローラー
多孔とはたくさん穴が開いているローラーという意味で名前がつけられています。
・パターンローラー
ポピュラーで気品のあるデザインからリズム感のあるデザインなど洗練された10種類のパターンバリエーションがあります。壁面の模様付けや仕上げに芸術的な要素を加える新タイプのローラーです。
その他、スポンジローラーがあります。
・ マスチックローラー
外壁塗装の際、用いられるスポンジローラーのことです。モルタル外壁やコンクリート外壁のひび割れの修復などによく利用されます。
塗装で使用するその他のローラー
塗装時に使用するローラー以外にも様々なローラーがあります。それ以外の作業に使われるローラーもたくさんあります。
ベランダ防水工事などでシートを貼りつける際、樹脂内部に残留した気泡を除去するため脱泡ローラーを使用します。吹き付け塗装で凹凸を作った後に、その凹凸をあえてつぶして模様を作る工法もあります。その際は抑えローラーやヘッドカットローラーを使用します。
ヘッドカットローラー
脱泡ローラー
平刷毛
広い面積を塗るのに適しており、ローラーが普及する前はこの平刷毛が外壁塗装を行う際に主な道具として使用されたいました。平面的な粘度が高い部分に使用されます。広い面積を塗るのに適しており、ローラーが普及する前はこの平刷毛が外壁塗装を行う際に主な道具として使用されたいました。ベタ刷毛とも呼んでいます。
刷毛で細かい部分を塗装します
使用する頻度が高いのは平刷毛、筋交い刷毛、寸胴刷毛、目地刷毛、隅切り刷毛などを使用します。
ローラーで大部分を塗装しますが、細かな部分に関しましては刷毛を使用します。
筋交い刷毛
二つに割った柄の先端に毛の束を挟んで毛の束の方向が柄に対して約45度になるように取り付けた刷毛です。入り隅及び、窪み部分を塗るにも便利な刷毛です。
目地刷毛
狭い目地の間やサッシュ、タイルの溝など細かい部分に対応した刷毛です。柄が細かく毛先が狭いタイプが多く、小回りが利くためタッチアップなどに使用します。
ラスター
外壁塗装工事の際に小さなホウキとして使用しています。
寸胴刷毛
寸胴の形のような刷毛のことです。寸胴刷毛は塗料の含みが良いのでたくさんの塗料を一度に塗ることができます。二つに割った柄の先端に毛の束を挟んで毛先が柄の延長に向くように取り付けた刷毛です。
また、寸胴刷毛は毛の束の幅で大きさを表します。
隅切り刷毛
毛の部分が小さく、入り隅などの狭いところなどを塗るのに適しています。
隅切り刷毛
毛の部分が小さく、入り隅などの狭いところなどを塗るのに適しています。
水性刷毛
水性塗料を塗るときに使用する刷毛です。主にナイロンなどの化学繊維で出来ています。
鉄骨刷毛
鉄部や鉄骨部分の塗装に使われる刷毛です。
スプレーガンによる吹き付け塗装
塗料を専用の容器に入れまして噴き出し外壁に塗布していく工法です。この工法を吹き付け塗装と言います。
スプレーガンによる吹き付け塗装が利用されなくなった理由ですが下記にご紹介します。きれいな塗装面が出来ることや施工時間を短縮できることなどで非常に人気がある塗装方法だったのですが、現在では使われなくなってきました。
・シンナーも混ぜて使用するため、非常にシンナーのにおいが立ち込めてしまいます。
・塗膜(塗料で出来た保護膜)が薄くなってしまうのに塗料を大量に使ってしまう。
・塗料が散るので養生が非常に大変です。
ですが吹き付けでしか出来ないデザインもありますので現在でも必要とされています施工方法です。モルタル仕上げ(スタッコ・リシンなど)やタイル仕上げなどは吹き付けで行う必要があります。
下地処理に使用する道具
高圧洗浄でも汚れやカビコケなどしっかりと落としますが、それ以外にも様々な道具を使いまして外壁や屋根の下地処理を行います。
外壁塗装で非常に重要なのは今現在塗装されている旧塗膜をしっかりと落とすことになります。
下地処理に使用する道具をご紹介します。
皮スキ
主な用途としましてはケレンを行う際、下地を剥離するために使用しますが、皮スキの用途は幅広くあらゆる場面で活躍する万能道具です。
塗装工事を行う際の7つの道具のひとつです。塗装を行うには塗るための道具(刷毛やローラー)が必要なのは当然ですが、皮スキはそれらと同等の必需品です。屋根の縁切りの際にカッターとともに使用し、くっついるスレートの隙間を開口する際にも使用します。
その他、塗料の入った一斗缶を開口する際にも使用します。
最も多い用途はケレンです。木部の塗膜が劣化しボロボロに剥がれていたり、鉄部が錆びてボロボロになっている場合、古い塗膜を削り落とすのに使用します。
サンドペーパー
一般的に紙やすりのことを言います。ケレン作業や目荒らし(塗料をよく付着するために表面に傷をつける)そして、玄関ドアなどものによりましては仕上げに使用することもあります。
サンドペーパーよりさらに粗く強く削り落としたい場合はナイロンタワシやワイヤーブラシを使用します。様々な下地処理道具を効率よく使用しサビや旧塗膜を落とします。サンドペーパーは目の粗さによって分類されておりまして番号が決められています。数が小さいほど目が粗く、大きいほど細かくなります。