屋根塗装の剥がれについて 常総市の外壁塗装専門克栄
常総市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
では今日も外壁塗装・屋根塗装にまつわる内容をご紹介します。
今回は屋根についての記事になります。塗装が必要な屋根の種類や塗装剥がれの原因などご紹介します。
屋根塗装の剥がれとは
屋根材は塗装が必要な種類と塗装が必要ない種類があります。塗装をしていない屋根材には当然ですが塗装が剥がれることはありません。
屋根塗装の剥がれとはどういったことかと言いますと屋根の塗膜(塗料の膜)が剥がれている状態のことです。
屋根塗装が剥がれている状態
屋根塗装が剥がれている状態ですが、下記のように屋根材の塗膜が剥がれた状態になります。屋根材の種類別にご紹介します。
・モニエル瓦の塗装剥がれ
モニエル瓦が塗装前に行う下地補修の不足によって塗膜が激しく剥がれています。
・スレート屋根の塗装剥がれ
スレート屋根(カラーベスト等)の塗装の塗膜が激しく剥がれています。
塗装剥がれの発生について
戸建て住宅に使用されている屋根材ですが塗装をしている屋根材と塗装をしていない屋根材があります。塗装をしていない屋根材は塗装剥がれの心配はありませんが、塗装をしている屋根材は塗装の剥がれが発生します。現在の日本にあります戸建ての多くは粘土瓦かスレート瓦を使用しています。
塗装している屋根は劣化することにより剥がれが発生します。粘土瓦などは塗装をしていませんので塗装の剥がれは発生しません。塗装の剥がれが発生する屋根材と発生しない屋根材を詳しくご紹介します。
塗装の剥がれが発生する屋根材
スレート瓦
金属屋根 ガルバリウム鋼板
セメント瓦
アスファルトシングル
モニエル瓦
金属屋根 トタン
塗装の剥がれが発生しない屋根材
日本瓦
塗装が剥がれる原因
目安としましては塗装後数年(約1~2年以内)の場合などは施工不良の可能性が高いと言えます。
屋根塗装の剥がれにはいくつかの原因があります。塗装をされてから年数が経たれている場合(約5年~10年程度)、経年劣化の可能性が高いと思います。
(経年劣化での塗膜の剥がれ
経年劣化ですが太陽の紫外線や雨水の影響により発生します。屋根は外壁より劣化の進行が早いのも特徴のひとつです。その症状の一つとしまして塗膜の剥がれが発生する場合があります。一般的な塗料の寿命ですが約8~10年と言われておりまして、その期間を過ぎますと経年劣化が塗膜の剥がれにつながったと言えます。地域の気候によって劣化速度は異なり凍害や塩害地域などでは塗装を行っても早い段階で塗装が剥がれが発生することもあります。
早々に塗膜の剥がれが発生するわけではなくチョーキング(壁を触ると手に色素が付着する)やひび割れ、膨れにつながるため、劣化症状のサインの一つと言えます。
塗料の種類やグレードによっても塗膜の剥がれのスピードが変わります
塗装された屋根材ですが年数が経過するにつれて劣化していき結果、塗膜の剥がれが発生します。塗膜の剥がれだけではなく、ひび割れや膨れなどの劣化症状もグレードが低い塗料から早く出てくる可能性が高いです。これは塗料の種類やグレードの違いがあり、塗料のグレードが低いほど耐久年数が短くなります。
塗装してすぐに塗膜が剥がれた場合は施工不良の可能性があります
目安時期としましては数年(約1~2年以内)です。施工不良の原因は以下の内容になります。
外壁塗装をおこなってすぐに塗装が剥がれてしまったという場合は施工不良を疑う必要があります。
・塗装前工程 下地処理などの不足
塗装に向かない屋根材に塗装した場合や屋根材の劣化が進行していた場合に塗装の剥がれが発生することがあります。
・塗装前の下地補修(洗浄・ケレン)
塗装を行う前工程の高圧洗浄やケレン(下地処理)でしっかりと汚れなどを除去しないと、除去しきれなかった過去の塗料の劣化によって、新たに上塗りした塗料が塗膜の剥がれを発生させることがあります。
・塗料の相性が悪いので密着しない
屋根塗装では下塗り、中塗り、上塗りと基本3回塗りの塗装を行います。その際に下塗り塗料と中塗り・上塗りの塗料は違うものを使用します(中塗りと上塗りは同じ塗料です)塗料に詳しい塗装専門店に依頼することをおすすめします。
この際に塗料の相性が合わないと塗膜の剥がれにつながります。塗料が乾いていない状態で上塗りしてしまいますと塗装の剥がれが発生する可能性が高くなります。
塗装時に3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)の塗料を塗り重ねるためには前に塗装した塗料を十分乾燥させた状態にする必要があります。
屋根塗装の剥がれは補修が必要
屋根塗装が剥がれてしまった場合、その剥がれは日々進行していきます。屋根塗装の剥がれを放っておくと塗膜が剥がれた部分が雨や風、太陽の紫外線などの外部の影響を直接受けます。屋根塗装が剥がれた場合か可能な限り早めのメンテナンスをおすすめします。
その状態のままにしておいた場合、最悪お家の内部に雨水が浸入し雨漏りなどが発生します。