外壁塗装の面積効果と錯視について常総市の外壁塗装専門克栄
常総市の皆さんこんにちわ
外壁塗装専門の克栄です。
今回は外壁塗装においての面積効果について一緒に見ていきましょう。
1.面積効果とは
外壁塗装後によくあるのがイメージの色よりも実際の色が薄く見えたり、違う色に見えたりすることがあります。面積効果とは外壁工事で知っておくべきことになります。
近くで見るのと遠くで見るのとでも色の印象が変わります。また、太陽の光に当たった時の色と空が暗い時に見た外壁の色とでは同じ色でも違う色に見える錯覚が起きます。
人の目で見た時の色の錯覚によるものですが、面積効果について具体的に見ていきましょう。
明るい色の場合、小さな面積で見た時と比べて大きな面積になりますと色がより明るく見えるようになるという現象です。暗い色の場合、小さい面積で色を見た時と比較した場合、面積が大きくなると暗さがより増したように見えます。
逆に色味に関しても明るい色の場合、小さい面積で見た時よりも少し濃く感じるのが特徴になります。
明るさや色味などの変化が起こるだけでなく、色のイメージも変わってしまう現象が面積効果の特徴になります。
彩度に関してもさらに暗くなったような錯覚が生じます。
2.外壁塗装の色選び 錯視の種類とタイプ
色の錯視を起こすのも面積効果によるものです。
しかし、私たち人間に錯視を覚えさせるのは面積効果だけの問題だけではありません。
次に主な錯視の種類とタイプを見ていきましょう。
明度対比
隣接する色によって同じ色が明るく見えたり、暗く見えたりする現象を明度対比と言います。近年は1階と2階を違う色で塗り分けるツートンカラーにする方が増えています。
ツートンカラーで外壁塗装を希望する場合は明度対比のことを特に意識しておいてください。
例えば背景色は黒、背景色は白を用意して、真ん中に同じ大きさの緑の四角の図形を用意します。すると黒(暗い)の背景色の方が真ん中にある四角の緑の明るさ(明度)が強調されているように見えす。
逆に白(明るい)の背景色は真ん中の四角の緑の色合いが暗いように見えます。
色が隣り合うことによって色の明るさが変化する現象を明度対比と言います。
ツートンでは片方に落ち着いた色が隣り合う部分に明るめの色をいれたい時はワントーン暗めの色を選ぶのが良いです。
逆に片方に落ち着いた色で隣り合う部分に暗めの色を入れたい時はワントーン明るめの色を選ぶのが良いです。
色相対比
1つの色が背景の色に影響を受け、本来の色と違ったように見えることを色相対比といいます。
元となる色は背景色の心理補色が現れることになります。
ある色をじっと見つめた後に別のところを見ると一瞬残像として見える色のこと心理補色と言います。
外壁材を積み重ねたり、張り合わせたりするときの継ぎ目部分の色を選ぶときに考慮する部分といえます。
彩度対比
そして彩度が違う色が影響しあうことにより色の鮮やかさが変化して見える現象が彩度対比と言います。色の鮮やかさの度合いのことを彩度と言います。なので背景よりも彩度が高い色を選択することにより色合いが鮮やかになります。
色の彩度をこだわる場合は近隣や背景の建物の彩度などを確認してみるのも良いと思います。